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仕事などの理由でインプラント治療した歯科医院から離れた場所に引っ越してしまいメンテナンスができない。
インプラント治療した歯科医院が閉院してしまった。
といった他院で治療したインプラントのメンテナンスや、トラブルのご相談、また治療前のセカンドオピニオンも、ぜひお声がけください。
各メーカーのインプラントシステムは、実はそのほとんどのシステムで互換性がありません。
メーカーごとに専用の器具が存在しています。
そのため他院でインプラント治療された患者様のお口にどのメーカーの、どんなサイズのインプラントが入っているのか?その特定を間違えると、メンテナンスができず、せっかく入れたインプラントが宝の持ち腐れになってしまいます。
このインプラントメーカーの特定には、ほとんどの歯医者さんが困っているのです。
そんな歯医者さんたちへ当院の溝口院長が監修した本が、歯医者さん方に喜ばれています。
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どんな万能なものでも利点と欠点はあります。
ここではインプラント治療の利点を欠点を説明します。
● インプラント治療の欠点
患者様の骨の状態や生活環境(喫煙や糖尿病など)で、インプラントが生着しないことがあります。
インプラントが生着しても、大きい負荷がかかったり、歯周病のようにインプラント周囲の骨が感染して、後に抜けてしまうこともあります。
定期的なメンテナンスで、できるだけ長く使っていただきたいと願っております。
また手術が必要になることや、自由診療ですので治療代が高額になってしまうことも欠点といえるかもしれません。
● インプラント治療の利点
『 ブリッジのように健康な歯を削る必要がない。』
私たちは患者様の歯を一本でも多く残したいと考えております。残っている天然歯を削ってブリッジの足場にすると、歯そのものの耐久力が落ち、いずれ足場にしている歯も悪くなってしまいます。
インプラントはブリッジのように隣り合う歯を削ることなく、歯の抜けた部位を補うことができます。
『 入れ歯のように天然の歯や骨を痛めない。』
入れ歯の場合でもバネをかけている歯が痛むことや、歯ぐきへの負担が大きく、いずれ歯ぐきが痩せてしまいます。
そうなると入れ歯が合わなくなり、食事しづらくなったり痛みが出たりしてしまいます。
インプラントは入れ歯のように歯ぐきに負担をかけず、痛みもなく、食べ物を噛むことができます。
『 噛む力は天然歯とほぼ同じ 』
部分入れ歯の場合、噛む力は天然歯の約30%ほどまで落ちると言われています。ブリッジも噛む力が落ちることはもちろん、今までよりも少ない歯で噛むことで、残っている天然の歯への負担も大きくなり徐々に悪くなってしまいます。
インプラントは天然歯に近い感覚で噛むことができます。
『 天然歯のようにキレイ 』
天然の歯と同じように骨から立ち上がっているので、人工の歯よりも審美性に優れ、とてもきれいな口もとを取り戻せます。
インプラントの利点と欠点をよく理解していただき、審美的な口元と健康的な食生活を楽しんでいただきたいと願っております。
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インプラントをより長くご使用いただくために、いくつかの注意点をご説明します。
● 手術前
お薬を服用中の患者様には、お薬の内容により、一時服用を中止していただくことがあります。
特に、血液サラサラのお薬(抗凝固剤/ワルファリンなど)や、骨粗しょう症のお薬(ビスフォスフォネート製剤)などを服用の方はインプラント治療ができない場合があります。
服用されている患者様には事前に処方をされたお医者様と相談してから、インプラント治療を受けていただく必要があります。
喫煙される患者様は、少なくとも手術の3カ月前から禁煙していただきます。
タバコは、インプラントが骨と結合するために必要な血液供給を阻害してしまい、インプラント治療の成功率を著しく低下させます。インプラント治療成功後でも、喫煙による血液循環の悪化から、せっかく生着したインプラントが抜け落ちてしまう場合もあります。
また喫煙による弊害はインプラント以外にも、他の治療部位の治癒が遅くなったり、歯周病の悪化には大きく影響します。
● 手術後
インプラントの手術後、インプラントと骨が結合するための治癒期間を設けなければなりません。
下のあごの場合約2ヶ月、上のあごの場合は約4ヶ月は治療箇所で硬いものは噛まないようにしてください。糖尿病などの持病をお持ちの方は、治癒期間が長くなる場合があります。
また歯周病などの口腔感染症はインプラントの周囲の骨にも悪影響があり、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になる可能性があります。インプラントの治療前や治癒期間中に、しっかりと治療を進めて歯周病菌などのコントロールをしましょう。
ご自宅でのブラッシングでは取り切れない汚れがインプラントの周囲に溜まったり、歯周病と同じで菌がインプラント周囲で繁殖してしまうと、インプラントが抜け落ちてしまう場合があります。
せっかく治療したインプラントを末永くご使用していただくためにも、治療の終了後も定期的にメンテナンスをしていきましょう。
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インプラント治療は、その治療する部位や、骨の状態が非常に重要な要素となる治療です。
専門医がその骨の状態を見極め、その状態にあった治療を施す必要があります。
そのためインプラント治療と併せて、特別な治療を併用しなければいけない場合があります。
例えば...
✽ 骨粗しょう症などでインプラントがうまく結合できそうにない状態であれば、骨を少しだけ圧縮することで骨密度を上げる
✽ 骨が薄くてインプラントを入れるスペースが確保できない場合、インプラントを入れられるだけの骨を新たに作らなければいけない など。
インプラント治療の部位や骨の状態により、骨補填材や特別な治療器具、治療法を使用する場合などによって、治療期間や治療費が異なることをご了承ください。
治療期間
2か月~6か月
※インプラント治療部位や治療法などにより異なります。
一般的なインプラント治療費(1歯あたり)
約350,000 ~ 約500,000円
※インプラント治療部位や治療法などにより異なります。
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