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一般歯科

『一般歯科』とは...
一般歯科とは、歯や口腔内の健康を維持するための基本的な治療や予防を行う分野です。 具体的には、むし歯の治療、歯周病の治療、歯のクリーニング、フッ素塗布、シーラント、歯の詰め物や被せ物の作成などが含まれます。 また、定期的な検診や口腔衛生指導も一般歯科の重要な役割です。 これらの治療や予防を通じて、口腔内の健康を保ち、むし歯や歯周病の進行を防ぐことが目的です。




むし歯の進行段階

初期むし歯 CO(シーオー)/歯に穴が開いてない状態

初期むし歯(CO)は、むし歯が進行する前のごく初期の段階で、歯の表面にあるエナメル質が酸で溶け始めた状態です。 溶け始めることで白く濁った部分が現れることがあります。 この段階では穴はまだ開いていないので、適切なケアを行えば再石灰化が可能です。 痛みはほとんど無く、自覚症状も少ないため気づかないことが多いので、定期的な歯科検診を受けることが大切です。

治療方法

■ フッ素塗布/フッ素で歯のエナメル質を強化し、再石灰化を促進します。

■ 歯磨き指導/正しい歯磨き方法を習得し、しっかりとプラークを取り除きます。

■ 食生活改善酸性の食べ物や砂糖を減らしてむし歯を防ぎます。




初期むし歯 C1/歯に穴が開いた状態

初期むし歯(C1)とは、むし歯の初期段階を指し、エナメル質が酸によって溶け始めた状態です。 C1のむし歯は比較的軽度で痛みもほぼ無く適切なケアを行うことで、再石灰化が可能です。 またエナメル質に小さな穴や欠損が見られることが多く、これを適切に治療することでむし歯の進行を防ぐことが可能です。

治療方法

 フッ素塗布/フッ素で歯のエナメル質を強化し、再石灰化を促進します。

 コンポジットレジンによる充填処置/コンポジットレジンという人工材料を使って、小さな穴や欠損部分を修復します。

 正しい歯磨き指導/日常のケアでむし歯の進行を防ぎます。

 生活習慣の見直し砂糖や酸性の食品の摂取を減らし、むし歯を予防します。




『むし歯治療の種類』へ




中期むし歯 C2

中期むし歯(C2)とは、むし歯がエナメル質を超えて象牙質に達した状態を指します。 この段階では、むし歯が進行しているため、冷たいものや甘いものを摂取した際に痛みを感じることがあります。 C2のむし歯はエナメル質の下にある象牙質が侵されているため、早期の治療が必要です。

治療方法

 インレー(詰め物)/むし歯部分を削り取り、人工の詰め物(レジン、セラミック、または金属)で補修。 この方法で歯の形状と機能を回復させます。

 象牙質の保護/特殊な保護材を使用して、象牙質の過敏症を緩和する場合があります。

 早期対応の重要性/C2の段階で治療することで、より深刻なC3やC4への進行を防ぎます。




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『保険診療と自費診療』へ




深いむし歯 C3

深いむし歯(C3)とは、むし歯が象牙質を超えて歯髄(神経)に達した状態を指します。 この段階では強い痛みや歯の過敏症状が現れることが多く、放置すると深刻な合併症を引き起こす可能性があります。 深いむし歯の治療は複雑で時間がかかるため、早期発見と予防が重要です。

治療方法

 根管治療(歯内療法)/歯髄が感染している場合には、歯の内部(根管)を清掃し、感染を取り除きます。 その後根管を消毒して充填材で密封し、クラウン(冠)などで補強します。

 クラウン(冠)修復/歯の神経処置後、歯の強度を回復するためにクラウンを使用します クラウンには、金属、セラミック、メタルボンドなどさまざまな素材があります。

 正しい歯磨き指導/日常のケアでむし歯の進行を防ぎます。

 生活習慣の見直し砂糖や酸性の食品の摂取を減らし、むし歯を予防します。




『根管治療』へ




末期むし歯 C4

末期のむし歯(C4)は、むし歯が歯髄(神経)を超えて歯根にまで達した状態を指します。 この段階では激しい痛みや腫れ、膿が出ることがあり、歯の保存が難しくなることが多いです。 C4のむし歯は、歯髄が完全に感染し、歯根周囲の組織にも影響を及ぼすため、早急な治療が必要です。 また、感染が広範囲に及んでいる場合や歯の構造が著しく損なわれている場合は抜歯が必要になることもあります。

治療方法

 根管治療または抜歯/歯髄や根管内の感染を取り除く根管治療が試みられる場合がありますが、歯が重度に損傷している場合は抜歯が必要になることがあります。

 義歯やブリッジ、またはインプラント/抜歯後、失った歯を補うために、部分義歯、ブリッジ、またはインプラントを選択できます。 これにより、機能と見た目を回復します。

 感染管理/抗生物質などを使用して感染を制御し、周囲の組織への広がりを防ぎます。




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最終期

歯の状態の最終期とは、むし歯が非常に進行し、歯髄(神経)や歯根にまで達した状態をさし、この段階では歯の保存が難しく、激しい痛みや腫れ、膿が出ることがあり、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。 この段階では歯を保存することが難しくなります。

治療方法

 抜歯(歯を取り除く処置)/歯がこれ以上維持できない場合、抜歯が選ばれることが多いです。 抜歯は、感染が周囲の組織や他の歯に広がるのを防ぐためにも重要です。

 インプラント/抜歯後、歯を補うためにインプラントを埋め込む選択肢があります。 これにより機能的かつ自然な見た目を回復することができます。

 ブリッジ/欠損した歯の両隣の健康な歯を支えとして、人工の歯を設置する方法です。 これにより噛む機能や見た目を回復することができます。

 部分義歯・総義歯(入れ歯)多数の歯を失った場合は、部分義歯や総義歯を利用して歯の機能を回復することが可能です。

 感染の管理歯根周囲や骨にまで感染が及んでいる場合、抗生物質を使った治療が行われることがあります。




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『インプラント治療』へ




『一般歯科』で行う、むし歯治療以外の診療
むし歯治療以外にも一般歯科では幅広い診療を行っています。 歯周病治療や歯のクリーニング、口腔衛生指導、検診など、歯や歯茎の健康を全体的に守るために重要です! 必要に応じて、スタッフにご相談ください。


むし歯治療以外の診療

歯周病治療

歯周病治療とは、歯茎や歯を支える骨が細菌感染によって炎症を起こす病気を治療することです。 初期段階では適切な治療により、歯茎の炎症を抑え、歯周ポケットを浅くします。 進行した歯周病の場合、外科的な治療が必要になることがあります。 治療後は定期的なメンテナンスと適切な口腔ケアが重要です。 これにより、再発を防ぎ、歯と歯茎の健康を維持することができます。




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歯科予防

歯科予防とは、むし歯や歯周病などの口腔内の病気を未然に防ぐための取り組みです。 定期的な歯科検診を受けることで早期に問題を発見し、適切な処置を行います。 正しい歯磨き方法を学び、毎日の口腔ケアを徹底することも重要です。




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医療法人社団
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